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インナービューティー豆知識

ダイエット成功の秘訣「血糖値をコントロールする方法」

ダイエットでなかなか結果が出ない方は、間違った知識を取り込んでいるかもしれません。
現在のダイエットの主流は、カロリー計算ではなく血糖値のコントロールです。
「血糖値コントロール」とはなんでしょうか?
そんな疑問にお答えします。
ぜひ参考にしてみてください。

こんな方におすすめ

  • ダイエットを頑張っている
  • ダイエットをする予定
  • いつも太りやすい方
  • 甘いものがやめられない
  • カロリーを気にしている
こんな方の疑問を解決致します。

 

 

記事の内容

  • 血糖値とGI値について
  • 血糖値と肥満の関係
  • 血糖値コントロールの重要性
  • 血糖値と食物繊維
  • 糖は悪い物ではない

 

 

血糖値とGI値について

血糖値とGI値について

 

ダイエットをしている方や健康を意識している方は、GI値という言葉を聞いたことがあると思います。

 

GI値とは、グリセミック・インデックスの略で、簡単に言うと血糖値の上がりやすさを示す指数です。

 

・高GI値→70以上
・低GI値→60未満

 

ということです。

 

同じカロリーでも、GI値が全く違う食べ物がたくさんあります。

 

たとえば、白米玄米ではカロリーはほぼ同じですが、

・白米のGI値は84
・玄米のGI値は56

と、差が大きく違います。

 

なので、白米は高GI値、玄米は低GI値ということになります。

 

さらに、食パンライ麦パンカロリーはほぼ同じですが、

・食パンのGI値は91
・ライ麦パンのGI値は58

と、これも大きく差があります。

 

うどんおそばもカロリーは同じですが、

・うどんのGI値は80
・おそばのGI値は59

これも同じく大きな差があります。

 

GI値が高いものは、食後に血糖値が上がりやすいものです。

 

今まではカロリーを気にしてダイエットをしたり、健康に気を使っていた方が多いと思います。

しかし、最近ではこのGI値の数値を意識してダイエットをすることが重要という流れになってきています。

 

 

血糖値と肥満の関係

血糖値と肥満の関係

 

では、なぜ血糖値が急上昇するのはダメなのでしょうか?

そのメカニズムをお伝えしていきます。

 

まず、血液の中に糖がたくさん入って血糖値が急上昇すると、栄養になる必要なもの以外の糖が余ります

この余った糖は、肝臓から分泌されるインスリンというホルモンが掃除をしてくれます

そのインスリンが掃除をした糖はどこに行くのか?というと、肝臓筋肉に行きます。

ここに余った糖は蓄えられます

 

しかし、肝臓や筋肉に貯めることができる糖の量には、上限があります

1つの倉庫がいっぱいになる感じです。

 

では、その倉庫がいっぱいになったら次はどこにいくのでしょうか?

 

それが、脂肪細胞です。

 

この脂肪細胞には、倉庫の上限がありません

余った糖は脂肪細胞にどんどん溜め込まれていきます。

 

なので、太るか太らないかはカロリーではなく血糖値が上がるか上がらないかがポイントなのです。



血糖値コントロールの重要性

血糖値コントロールの重要性

 

ということは、血糖値をコントロールすることが大切になってきます。

 

先ほどのお伝えしたインスリンは、血液の中の糖が急に上がると急に下げる働きをします。

このとき、インスリンは大量に分泌されます。

 

ただし、急に下げる働きをするので、実は低血糖のような状態になってしまいます。

 

たとえば、普段の生活の中でこんなことがありませんか?

・食後にすごく眠くなる
・集中力が落ちる
・だるさが抜けない
・倦怠感がある

 

これが、低血糖の状態です。

 

さらに、血糖値を急に下げると空腹感を感じてお腹がすいてきます。

さっき食べたばかりなのに、なぜかお腹が空くことがありませんか?(笑)

それもこの状態です。

これは間違った空腹感ですが、そこで甘いものお菓子を食べてしまうと、さらに血糖値が上がって同じことを繰り返す悪循環になってしまいます。

 

最終的に、血糖値が急上昇してインスリンが毎回下げるような状態が続くと、だんだん下げられなくなってきます

 

その先には、糖尿病が待っています。

 

 

血糖値と食物繊維

血糖値と食物繊維

 

血糖値の急上昇と急降下を避けることが大事です。

 

とはいえ、カロリーは書いてあることが多いですが、GI値は書いていないですよね。(笑)

何で判断すればいいのかわからないと思います。

 

その場合は、食物繊維を摂り入れていくことをおすすめします。

 

食物繊維は

・糖質の吸収を遅らせる
・血糖値の急激な上昇を抑える
・インスリンの過剰分泌を防いでくれる

といった働きがあります。

まさにもってこいですよね。(笑)

 

なので、食物繊維を摂り入れることが大事ということです。

 

食物繊維は、野菜果物イモ類海藻類などに多く含まれています。

 

食物繊維を摂るということが、血糖値のコントロールに必要不可欠です。

 

さらに、同じものを食べるときに食べる順番で血糖値の上昇に違いが出ます

 

たとえば、ご飯唐揚げサラダがメニューだったとします。

 

①ご飯→唐揚げ→サラダ

の順番で食べた時と、

 

②サラダ→唐揚げ→ご飯

の順番で食べた時は、

最終的な血糖値は同じですが、②の方が血糖値の上昇率は低く、①と比べて2倍以上の差があります。

 

なので、とにかく野菜から食べるベジタブルファーストを心がけましょう。

食べる順番を意識するだけでも、ダイエットの効果に大きく差が出てきます。

 

 

糖は悪いものではない

糖は悪いものではない

 

とはいえ、食事をしたら血糖値が上がるのは当たり前です。

 

さらに、糖は体内に必要な3大栄養素の1つです。

 

「糖を取らないようにしましょう」と言っているわけではありません。

 

血糖値が緩やかに上がり、緩やかに下がるような一定の範囲内で起こっている場合は問題はありません。

しかし、急激に上昇したりインスリンによって急激に下降したりするように、血糖値の激しい急上昇や急降下が危険という事です。

これによって、気分のムラ肥満にもつながりやすくなります。



今回のまとめ

ダイエット成功のカギは、カロリーではなく血糖値コントロールです。

 

血糖値コントロールとは、血糖値の急上昇をなるべく防ぐことです。

それにはGIが大きく関わってきます。

 

血中の糖が余ると、インスリンが掃除をしてくれます。

しかし、糖が過剰に余ると、脂肪細胞に蓄積されていきます。

これは上限はありません

 

血糖値が急上昇したり急低下することを繰り返していると、そのうちインスリンが下げられなくなって最終的に糖尿病などの病気になる可能性があります。

 

血糖値の急上昇を防ぐには、食物繊維を摂ることです。

 

食べる順番もベジタブルファーストを意識しましょう。

 

ダイエットを成功させたい方や健康に気を使われている方は、この血糖値のコントロールを意識してみてください。

 

ではまた!

 

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  • この記事を書いた人

Ryuho【リュウホ】

見に来てくれてありがとうございます。 神戸三宮 | 美容室「STELLA sannomiya」代表。 美容師歴20年、メイクアップアーティスト歴10年。 「知ってて得する美容情報」を発信中です。 さらに詳しいプロフィールはプロフィールページに書かせて頂いております。 どうぞよろしくお願いいたします。

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