化粧品に頼らず根本からキレイになりたい方も多いと思います。
だけど何から手を付けたらいいかわからないですよね。
今回はそんな疑問に答えます。
それは「酵素」を理解して上手く利用することがキレイへの近道です。
ぜひ参考にしてください。
こんな方におすすめ
- アンチエイジングしたい
- 便秘体質
- 肌トラブルが多い
- よく病気になる
- 健康で美しくいたいけど何から手を付けたらいいかわからない

記事の内容
- キレイになるための全てのカギを握る「酵素」とは?
- 酵素の働き
- 酵素の特徴
- 酵素は何に使われるのか?
キレイになるための全てのカギを握る「酵素」とは?
「酵素」という名前を聞いたことがありますか?
聞いたことがある方もいれば「なんとなく知っている」や「何それ?」など、色々だと思います。
「酵素」は、アンチエイジングをしていく上で非常に重要なことです。
キレイになるための全てのカギを握るぐらい本当に重要です。
キレイになりたい方、キレイを維持したい方は絶対に知っておいたほうがいい知識なので、ぜひ参考にしてください。
酵素の働き
「酵素」というのは栄養素です。
栄養素とは
・タンパク質
・炭水化物
・ビタミン
・ミネラル
・脂質
・食物繊維
などです。
「酵素」は、身体の中で簡単に言うと作業員のような感じで働いてくれます。
残りの栄養素は素材です。
つまり、酵素がなければ他の全ての栄養素は身体の中で働くことが出来ないのです。
たとえば、身体の中での化学反応は
・消化・分解
・ターンオーバー
・汗をかくこと
・脂肪を燃焼させること
・デトックス(便など)
などがあります。
これらは全て、身体の中での化学反応です。
わかりやすく言うと、人間には出来るけどロボットには出来ないことと思ってください。
この身体の中の化学反応は、実は酵素がないと出来ません。
極論を言うと、全ての生き物は酵素がないと1秒たりとも生きていけません。
酵素がないと化学反応が出来ないわけですから当然です。
たとえば、先ほどの汗をかいたりデトックスが出来なければ死んでしまいますよね。
なので、酵素は初めに栄養素とお伝えしましたが、全ての栄養素の中で1番大切な軸になります。
他の栄養素をいくら摂っても、酵素がなければ身体の中で働くことは出来ません。
酵素の特徴
身体の中で作られる酵素は一生分の量が決まっている
酵素は身体の中で作られてます。
ただし、実は身体の中で1日で作られる酵素の量や、一生の内に身体の中で作られる酵素の量は決まっています。
その理由は、そのようにDNAに組み込まれているからなんですね。
さらに、人によって持っている量が違います。
では、その酵素の量は何で決まるのか?ということです。
それは、実は妊娠中のお母さんの食事で決まります。
なので、兄弟でも酵素の持っている量は違うということですね。
酵素は熱に弱い
酵素の特徴は、まず「熱に弱い」です。
逆に言うと、食べ物では生ものでしか取れません。
生のフルーツや発酵食品、生の野菜などでしか摂れないです。
実は、酵素は加熱してしまうとダメなんです。
さらに、「酵素が働きやすい環境」があります。
それは38℃〜40℃の温度です。
この温度がもっとも酵素が活動する環境です。
この温度が1℃下がるごとに、酵素の力は50%、約半分まで下がると言われています。
なので、実は平熱の体温は高ければ高いほうがいいということですね。
身体を温めるということは、酵素を働かせる上で非常に大事になってきます。
【身体を温める「温活」についてはこちらの記事を参考にしてください】
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酵素はこのような特徴があります。
酵素は何に使われるのか?
ここからが1番大事な所です。
先ほど「一生で作られる酵素の量は決まっている」とお伝えしました。
では、その量が決まってる酵素を何に使うのか?ということです。
身体で作られる酵素は2種類あります。
・代謝酵素
・消化酵素
この2つです。
腸で吸収された栄養をエネルギーに変える働きをする酵素を「代謝酵素」といいます。
これは、新陳代謝である汗や尿の排出であったり、自然治癒力で病気を治すことであったり、免疫力を高めたりと、生きていくために必要な活動を担う酵素です。
もう1つは、食べ物を消化して腸で吸収されるように栄養素を分解する酵素を「消化酵素」と言います。
この2つの酵素は、実は恐ろしいことに消化酵素から先に使われるのです。
先ほどもお伝えしているように酵素の量は決まっています。
どういうことかと言いますと、
たとえば、100の酵素があったとします。
食べ過ぎや消化の悪いものを食べたり、身体に悪いものを食べて消化酵素に80の酵素を使ったとします。
そうすると、残り20しか代謝酵素に使えません。
どういうことかお分かりですか?
代謝酵素に20しか使えなかったら、新陳代謝も悪くなりますし、毒素を排出しにくくなります。
便秘になるかもしれません。
免疫力が落ちるかもしれないので、病気になっても治りが遅いです。
お肌が荒れて肌トラブルが治りにくい可能性があります。
残りの酵素が20しかないから、身体のあらゆるところでトラブルが発生します。
では、消化酵素を減らして代謝酵素の数字を上げたいですよね?
それはどうしたらいいのかと言いますと、食べ物から酵素を摂ることです。
少し思い出して欲しいのですが、酵素は熱に弱く生ものでしか摂れないということをお伝えしました。
先ほどの数字で言うと、100の酵素があって、消化に80使ってしまうと、代謝には20しか残っていないということでしたよね。
これが、たとえば生の野菜を食べたので10の酵素がプラスされたとします。
そうすると消化には70の酵素で済みます。
その分、代謝には30の酵素を使うことが出来るようになります。
では、インスタントや加工食品などの身体に悪いもの食べたとします。
食べ物が悪いので、消化酵素に90使ってしまうと、代謝酵素には10しか使えません。
代謝に酵素を10しか使えなければ、身体はトラブルだらけです。
ということです。
いかに食事が大事かということがわかると思います。
ちなみにこの「消化酵素」と「代謝酵素」ですが、どちらも生きていく上で必要なものです。
重要なのはバランスです。
片方が多くなれば片方が少なくなりますが、ポイントは消化酵素の占める割合が小さいことが健康な状態ということです。
今回のまとめ
酵素は栄養素です。
一生のうちに作られる酵素の量は決まっていて、今からは増やすことはできません。
酵素には
・生きていくために必要な「代謝酵素」
・食べ物を消化する「消化酵素」
の2種類があります。
この2種類の酵素は、消化酵素から優先的に使われてしまいます。
食べ物が悪いと、消化酵素をたくさん使ってしまって代謝酵素に使う酵素が少なくなってしまいます。
そうなると身体のトラブルが出てきます。
これを防ぐには、消化酵素のサポートすることです。
具体的には、食べ物で酵素で補って腸内環境を整え、酵素のムダ使いを防ぐことです。
特に、生ものや発酵食品をとることが大事です。
ポイントは、消化酵素の占める割合いが小さいことが健康でありキレイでいられる状態です。
酵素を理解して、キレイや健康を目指しましょう。
ぜひ参考にしてみてください。
ではまた!