「化粧品は成分が大事」ということは誰しもが理解をしていると思います。
とはいえ、成分表を見てもよくわからないことが多いですよね。
化粧品は値段が高いものを使うよりも、自分に合ったものを使う方が大切です。
現在、化粧品は全成分表示なので、成分はパッケージに全て記載されています。
今回は、化粧品の成分を見る時のコツをお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
こんな方におすすめ
- 自分のお肌に合うスキンケアを使いたい
- 敏感肌やアトピー肌の方
- 化粧品の成分を理解したい

記事の内容
- 化粧品の成分の見かた
- 最も重要なのは1行目
- 化粧品の主成分とは?
化粧品の成分の見かた
まず、化粧品の成分を見る時のコツは4つあります。
化粧品の成分表示を見るコツは
・とにかく1行目を見る
・保湿成分やエキスなどは無視
・多少刺激的な成分も微量なら可
・防腐剤は気にしない
この4つです。
とにかく1行目を見る
1行目の成分がその化粧品の主成分なので、最も重要です。
保湿成分やエキスなどは無視
保湿成分やエキスは微量なので重要性は低いです。
多少刺激的な成分も微量なら可
刺激のある成分も2〜3段目と下の方にあれば無視できます。
防腐剤は気にしない
防腐剤は多くても0.5%程度なので、お肌への影響は小さいです。
たとえば、このように表示がされていたとします。
水、BG、グリセリン、ヒアルロン酸Na、ハトムギエキス、
エタノール、PPG-10メチルグルコース、コハク酸2Na、
ヒドロキシエチルセルロース、コハク酸、メチルパラベン
※上位の成分に注目(主成分)
※保湿成分やエキスは1%以下(重要性は低い)
※2段目ならOK(無視できる)
※防腐剤は気にしない(お肌への影響は小さい)
というような感じで成分を見ましょう。
最も重要なのは1行目
基礎化粧品を選ぶ上で何よりも重要なのは、その化粧品の「主成分が何か?」を知ることです。
化粧品のパッケージなどに記載されている「全成分表示」には、その化粧品に入っている成分が記載されています。
さらに、記載順は基本的に「配合量の多い順」に書かれています。
そのため、化粧品成分において最も重要なのは、1行目です。
大抵の場合、この1行目に書かれている成分がその化粧品の主成分だからです。
化粧品の主成分とは?
たとえば、ほとんどの化粧水は成分の90%以上が水でできています。
その次に多いのが、保湿用のグリセリンやエタノール、BGなどの水性基剤で、割合はおよそ5〜7%、これがいわゆる主成分と呼ばれるものです。
乳液やクリーム、美容液も、水の配合量は変わりますが水性基剤は絶対に入っています。
特に敏感肌やお肌の弱い方は、成分表示を見て、水の次に書かれているものがグリセリンかBGのものを選ぶようにしましょう。
特徴としては
・グリセリンはしっとり系
・BGはさっぱり系
の使用感です。
また、ニキビ肌で悩んでいる方にはグリセリンは不向きです。
エタノールは揮発性があって、浸透を感じやすく使用感も良いので、お肌が強い人なら問題なく使えます。
とはいえ、敏感肌やアトピー肌の方は刺激を感じやすいので、気をつけてください。
主成分に刺激の強い成分が使われている場合は、お肌にも刺激があることが多いので、避けた方が無難です。
逆に微量成分(保湿成分、エキス、防腐剤など)は良い効果も悪い効果もほとんど無視できます。
ただし、成分表示は配合量が1%以下のものは順不同で書かれています。
基礎化粧品に1%以上入れるものは、性質上、水と水性基剤、油性基剤、界面活性剤くらいしかありません。
それ以外の成分が前に書かれていたら、そこが1%のラインだなと思ってください。
たとえば、「〇〇エキス」とか「コラーゲン」みたいな成分は確実に1%以下です。
今回のまとめ
化粧品の成分表示を見るコツは
・とにかく1行目を見る
・保湿成分やエキスなどは無視
・多少刺激的な成分も微量なら可
・防腐剤は気にしない
この4つです。
化粧品は主成分が重要です。
主成分は1行目に書かれています。
なので、最も重要なのは1行目です。
主成分とは、グリセリンやエタノール、BGのことです。
選び方のコツは
・グリセリンはしっとり系(ニキビ肌の方は不向き)
・BGはさっぱり系
・エタノールはお肌に強い方はOK
です。
以上を参考に化粧品の成分を判断してみてください。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ではまた!