髪の毛をシャンプーした後、どうされていますか?
「すぐにドライヤーを当てる」「自然乾燥をする」など様々だと思います。
「ドライヤーは熱を使うから髪の毛が傷むのでは?」
「自然乾燥は熱を使わないから髪の毛に良い」
など、いろいろなことを聞いたことがあると思います。
なので、今回は「ドライヤーと自然乾燥」についてお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
こんな方におすすめ
- いつも自然乾燥をしている
- 髪の毛を傷ませたくない
- 髪の毛が傷んでいる
- ドライヤーを適当にしている

記事の内容
- ドライヤーの温度について
- 自然乾燥の落とし穴
- ドライヤーの正しい当て方
ドライヤーの温度について
ドライヤーは熱いですよね。
それは当たり前です(笑)
では、ドライヤーの温度はどのぐらいだと思いますか?
ドライヤーの吹き出し口から出る温風は、平均で120℃です。
髪の毛に近づけて使用すると、90℃以上の熱が加わるといわれています。
90℃といえば相当な熱風ですよね。
頭皮に近づけると、髪の毛のタンパク質が熱で形を変えて硬くなってしまいます。
さらに、キューティクル自体がはがれやすくなります。
なので、ドライヤーをかける時間を短縮するために、シャンプーの後はやさしくタオルドライをして、まずはある程度の水分を除去しておきましょう。
【正しいタオルドライの方法はこちらの記事を参考にしてみてください】
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ドライヤーを使うのはそのあとです。
出来れば、30センチほど髪の毛から離した状態でブローをしましょう。
くるくるドライヤーなどでセットが必要な場合も、低温にして使いましょう。
自然乾燥の落とし穴
では、熱を与えない自然乾燥は髪の毛に良いのでしょうか?
実は、「自然乾燥が髪の毛に良い」という認識は、厳密にいうと正しくありません。
完全に自然乾燥で乾かすことは、極力避けてほしいと思います。
「え!髪の毛にはうるおいが必要だから濡れてるほうがいいのでは?」
「熱も与えないし自然乾燥は髪の毛に良いはず」
と思っている方もいますよね。
とはいえ、髪の毛を自然乾燥すると、大量の水分が髪の毛の中に残り続けてしまいます。
つまり、濡れた髪の毛の状態が長いです。
濡れた髪の毛は、キューティクルが開きっぱなしになり、髪の毛の栄養が流れ出やすくなっています。
さらに、頭皮部分が蒸れることによって雑菌が繁殖し、頭皮に嫌なにおいを引き起こします。
なので、自然乾燥で長時間髪の毛を放置するより、低温でやさしく髪の毛を乾かすことをおすすめします。
ドライヤーの正しい当て方
とはいえ、ドライヤーも正しい当て方をしないと髪の毛が傷んでしまいます。
なので、ドライヤーの正しい当て方をお伝えします。
ドライヤーの正しい当て方は
・ドライヤー前に髪をとかすのは注意
・ドライヤーが近すぎるのはNG
・根元、前髪から乾かす
・上から下に乾かす
この4つです。
ドライヤー前に髪をとかすのは注意
濡れている髪の毛はダメージを受けやすくなっています。
なので、目の細かいブラシやクシを使うと髪の毛が切れてしまう恐れがあります。
もしドライヤーの前に髪の毛をとかすなら、目の粗いクシを使いましょう。
ドライヤーが近すぎるのはNG
ドライヤーと髪の毛の距離は30センチぐらい離して、熱い風が1カ所に集中して当たらないようにしましょう。
根元、前髪から乾かす
根元と前髪から乾かせば、毛先も自然と乾きます。
ドライヤーを使う時間を短縮出来るし、毛先が乾きすぎるのを防ぐことができます。
根元(頭皮)に熱が当たるような意識でドライヤーを使ってください。
上から下に乾かす
髪の毛を乾かす時はキューティクルの向きに合わせて、上→下に向かって手ぐしで整えながら乾かします。
そうすることでキューティクルが整うのでツヤが出ます。
上から下にドライヤーを当てるようにしましょう。
今回のまとめ
ドライヤーと自然乾燥では、ドライヤーを使うことに軍配が上がります。
自然乾燥はなるべく避けましょう。
とはいえ、ドライヤーも使い方によっては髪の毛が傷んでしまいます。
ドライヤーの正しい当て方は
・ドライヤー前に髪をとかすのは注意
・ドライヤーが近すぎるのはNG
・根元、前髪から乾かす
・上から下に乾かす
この4つを守ってください。
ドライヤーは時間がかかりますが、自然乾燥は雑菌が繁殖しやすくにおいも引き起こします。
さらにヘアスタイルもまとまりにくいので、ぜひドライヤーを使いましょう。
ぜひ参考にしてみてください。
【ドライヤーの選び方についてはこちらの記事を参考にしてみてください】
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