Zoomなどのアプリで、動画を配信することが多くなってきました。
配信する側でなくても、参加することも多くなりましたよね。
そんなときに、動画を配信する方から「メイクがわからない」というご相談を受けました。
「同じように思われている方も多いのでは?」ということで、動画配信のメイクのコツをお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
こんな方におすすめ
- 動画を定期的に配信している
- よくZoomなどの動画アプリを使う
- 動画配信のメイクのコツがわからない
- 動画配信の時に顔が暗い気がする

記事の内容
- ライトのあり・なしでメイクは変わる
- ライトがあってもなくても共通するポイント
- リップとチークのコツ(血色感)
- ベースメイクのコツ(光)
- 目もとメイクのコツ(影)
ライトのあり・なしでメイクは変わる
Zoomなどの動画配信で、メイクをどうしたらいいのかをお悩みの方が多いようです。
少し前までは、「Snap Camera」というアプリが使えた(PCのみ)みたいで、ノーメイクでもメイクをしたような感じに出来たみたいですが、現在は使えません。(2020年4月26日現在)(Zoomのアップデート待ち?)
なので、Zoomなどのアプリで動画を配信するときのメイクの方法やコツをお伝えします。
以前の「オンライン会議のメイクポイント」の記事に近いものもありますが、今回は特に、会議などではなく「配信する側の人」に向けてお伝えします。(たくさんの人に見られる人です)
まずは、そもそも動画配信はテレビと何が違うのか?ということです。
メイクに限ったところで言うと
・画質
・空間の広さ
といったところですよね。
なので、テレビに出ている人のようなメイクを真似してもダメなのです。
動画配信には、動画配信のメイクのコツがあります。
配信をするときのメイクは大きく2つのパターンに分かれます。
それは、ライトを使うか、使わないかです。
これによってメイクは変わるので、2つのパターンに分けてお伝えします。
ライトがあってもなくても共通するポイント
まずは、ライトがあってもなくても共通するポイントをお伝えします。
初めに、どちらも立体感が必要です。
特に、普段のメイクよりも重要になってきます。
画面を通じてですからね(これはテレビも同じ)
ということは、ハイライト&シェーディングの使い方がポイントになってきます。
さらに、アイメイクを濃くしないこともポイントです。
画面を通じて配信をするときは、色味のこだわりは捨てましょう。
メイクは3色で完結します。
それは、「白」と「黒」と「赤」です。
つまり、「光」と「影」と「血色感」です。
ポイントは、ここから動画配信のメイクポイントを考えていくことです。
「光」と「影」と「血色感」を各アイテムを考えていくと
「光」
・ファンデーション
・フェイスパウダー
「影」
・アイシャドウ
・アイライナー
・マスカラ
・眉
「血色感」
・チーク
ということになります。
動画配信においての優先順位は
血色感>光>影
です。
1番大事なのは「血色感」
次に「光」
最後に「影」
という優先順位がベストです。
その理由は、動画は写真とは違います。
動画なので、光よりも血色感が重要です。
映え(バエ)てる感じよりも、生きている感じが大事ということですね(笑)
生き生きとした感じを出すことがポイントです。
光は、ライトがある場合は少しで大丈夫ですが、ライトがない場合は必要になります。
影はライトがあってもなくてもそもそも出来やすいです。
なので、この優先順位になります。
リップとチークのコツ(血色感)
まずは血色感が大事なので、リップとチークにこだわりましょう。
ライトあり
リップは普段使っているものを使いましょう。
チークも普段通りで大丈夫です。
ライトなし
ライトなしの場合は、リップは少し色味が鮮やかでも全然問題なしです。
チークも少し濃いめでも大丈夫でしょう。
その中でも、あまり鮮やかなレッドよりも、少しピンク寄りのレッド(薄い赤)を選ぶ方がいいです。
鮮やかなレッド(俗に言う赤リップ)は、暗く見えた時に彩度が落ちます。
その時に、ドス黒く見える可能性が出てきます。
なので、少し淡いピンク寄りの赤を選ぶことがおすすめです。
どちらにしても、リップクリームだけで済ましたり、チークレスはやめましょうね(笑)
血色感が最大のポイントなので、リップとチークは必ず入れましょう。
ベースメイクのコツ(光)
ここは光の部分なので、ライトのあり・なしでかなり変わる部分です。
ライトあり
ライトありの場合はそもそもの立体感が出ます。
ハイライトは少し、ファンデーション、フェイスパウダーはいつも通りぐらいの感覚でOKです。
ただし、ハイライトはラメ入りはやめた方が良いです。
さらにパウダータイプのハイライトにしましょう。
グリッターっぽいラメ入りのクリームは絶対にNG>です。(光を反射させすぎます笑)
ハイライトの入れ方は、特に鼻筋と目の下に入れることが大事です。
これは、動画配信はほとんどが真正面ですよね。
なので、側面はあまり重要ではありません。
また、テレビのようにいろんな角度から映ることもありません。
ライトが当たって影になる部分は、自然にできます。
たるみが気になるような部分にだけ、シェーディングを入れましょう。(あご下など)
ライトなし
ライトがないと、ほとんどが暗めになるので(場所にもよりますが)ハイライトをしっかりいれましょう。
特に、Tゾーンと目の下、あご先にしっかり入れてください。(目の下は特に横に広く入れましょう)
この時のハイライトはラメ入りでもOKです。
クリームのハイライトでも大丈夫です。
影は自然に出来ませんが、もともと暗いので暗い部分はもっと暗く見えてしまいます。
シェーディングなどは特に入れなくて大丈夫です。(影は作らなくてもよいです)
いずれにしても立体感を意識することが大事です。
ライトがなくて暗い場合は、特にハイライトをしっかり入れることがポイントです。
目もとメイクのコツ(影)
ライトがあってもなくても影は多くなります。
目もとメイクは力を抜くのがコツです。
ライトあり
こちらもアイシャドウはブラウンを1色で大丈夫です。
ただし、光で飛びやすいので少し濃いめでもいいです。
あとは、まつ毛をしっかり上げて、マスカラだけでOKです。
マスカラを塗る前にカールキープ下地を必ず使いましょう。
【おすすめのカールキープ下地はこちらの記事を参考にしてみてください】
-
-
【2021年】おすすめの「カールキープ下地」5選
こんにちは、メイクアップアーティスト歴10年のRyuhoです。 ぼくは今までに1000を超えるコスメアイテムを使ってきました。 あなたは、 「朝にまつ毛をしっかり上げても夕方に気づいたら ...
続きを見る
アイラインは必要ありません。
マスカラをまつ毛の根元から塗ればアイライン効果が作れます。
眉は薄めでもOKです。
自眉がしっかりある人はアイブロウパウダーのみで大丈夫です。
眉がすごく薄い、ない人は、いつもより少しだけ暗めのアイブロウパウダーを使いましょう。
眉が濃い人でも、ライトで少し薄く見えます。
ライトありの場合は、眉は濃くても薄くても形が整っていれば大丈夫です。
アイブロウペンシルは使わなくてOKです。
ライトなし
ライトがない場合は、暗いのでいつものメイクだと濃く見えます。
なので、目元はいつもより軽めにしましょう。
ライトありと同じく、まつ毛をしっかりと上げて根元からマスカラをつけましょう。
アイライン効果が作れます。
アイシャドウはブラウンを1色、薄めでOKです。
もう少し具体的に言うと、上まぶたが前に出ている人はアイシャドウをつけて、上まぶたがくぼんでいる人は必要ありません。(わからなければいつもより薄めに塗っておきましょう)
眉も暗く見えるので、濃い人はアイブロウマスカラで色を明るく調節しましょう。
これはかなり明るめでも大丈夫です。
逆に、眉の薄い人は形さえ整っていたら何もしなくても大丈夫です。
今回のまとめ
動画は写真とは違います。(映える必要はありません笑)
優先順位は
です。
ポイントとなるのは
・立体感を出すこと
・光の調整
です。
影はそもそも出来る(暗い)のでそんなに作る必要はありません。
優先順位は低いです。
コツは、目もとは抜くことです。
普段のメイクだと濃い印象を与えてしまいます。
それと、ライトありの場合はお肌を明るくしすぎないことです。
「お肌が明るい方が良い」は間違いです。
血色感を重視しましょう。
ぜひ参考にしてみてください。
【オンライン会議でのメイクはこちらの記事を参考にしてみてください】
-
-
テレワーク「オンライン会議」のメイクポイント
最近はテレワーク(在宅勤務)が増えてきています。 そんな中、会議のあり方もオンラインでの会議が多くなってきました。 なので、自宅でオンライン会議の時に、メイクに迷うことが多いと思います。 今回はそんな ...
続きを見る
ではまた!