髪の毛のダメージを無くしていくには、ダメージの原因を知ることから始まります。
まずはダメージの原因を解明しましょう。
ぜひ参考にしてみてください。
こんな方におすすめ
- 髪の毛が傷んで困っている
- なぜかずっと髪の毛が傷んでいる
- 何をしても髪の毛のダメージが良くならない
- 髪の毛が傷む原因を知りたい

記事の内容
- 髪の毛が1番傷む原因
- ダメージを少なくするポイント
- 美容室での滞在時間のカラクリ
- 傷んでいる髪の毛は傷みやすい
- 傷んだ髪の毛は元に戻らない
髪の毛が1番傷む原因
髪の毛のダメージは
・ドライヤーの熱
・ヘアアイロンの熱
などが思い浮かびますよね。
その他にも、髪の毛のダメージは色んなことが考えられます。
しかし、このような髪の毛のダメージはごくわずかなものです。
実は、髪の毛が1番傷む原因は「パーマやカラーをすること」です。
こんなことを言ったら美容師さんに怒られるかもしれないですけど(笑)
でも、事実です。
とはいえ、美容室で「パーマやカラーが1番傷みますよ」みたいなことはあまり聞いたことがないと思います(笑)
当然ですよね。
ご飯屋さんに行って、お店の人が「このご飯食べたら身体に悪いです」とは誰も言わないです(笑)
しかし、髪の毛に化学反応をさせることが1番傷むのは間違いないです。
だからと言って、パーマやカラーをしないほうが良いということではありません。
美容師さんのお仕事は、そのダメージをいかに少なくしてヘアスタイルを楽しんでもらうかです。
つまり、パーマやカラーなどをして、髪の毛を化学反応をさせる時点でダメージがゼロには絶対にならないということです。
なので、傷まないカラーや傷まないパーマということを聞いたことがあると思いますが、それは化学的に絶対に無理ということです。
正直、そういうことは言っていると嘘になってしまいます。
化学反応をさせるので最後は必ずダメージがあります。
それを理解した上で、パーマやカラーをすることです。
これは、お客様だけではなく、美容師さんも理解する必要があります。
ダメージを少なくするポイント
では、どのようにダメージを少なくするのかをお伝えします。
このタイミングでぜひ覚えておいてほしいことがあります。
カラーやパーマの時にお薬を髪の毛につけて待っている時間ありますよね。
雑誌を読んだりとか、「少しお待ちください」みたいな時間です。
実は、その時間が短い方が絶対にダメージは少ないです。
美容院には色んなお薬がありますよね。
もちろん優しいダメージの少ないお薬もあれば、強くてパワーのあるお薬もあります。
たとえば、
優しくてダメージの少ないお薬で時間を長く置いたとします。
今度は逆に、
パワーのあるお薬で時間を短く置いたとします。
どちらがダメージが少ないかというと、パワーが強くても時間が短い方がダメージは少ないです。
(パワーがあって時間が長いのはそもそもアウトです笑)
1番いいのは、優しいお薬で時間が短いことです。
つまり、どんなお薬でも髪の毛に化学反応をさせている時間が短い方がダメージは少ないということです。
美容室での滞在時間のカラクリ
たとえば、美容室に行って「今回はカラーの時間をいつもの2倍の時間をかけて丁寧にやってくれた」と喜んでいる方もいます。
実はこれは間違いです。
お薬が髪の毛についている時間が短い方がダメージは少ないということでしたよね。
つまり、美容室でカラーやパーマが早く終わる方がダメージは少ないのです。
これだけは覚えておいてもらえるといいと思います。
(もちろんヘアデザインが思い通りにならなかったらダメですよ笑)
傷んでいる髪の毛は傷みやすい
実は、傷んでいる髪の毛はダメージがどんどん加速をしていきます。
傷んでいる髪の毛は傷みやすいということです。
そこに、お伝えした紫外線や熱などのダメージが加わってきます。
特に、30代を過ぎると髪質も変わります。
これは、エイジング毛といって、簡単に言うと傷みやすくなります。
とはいえ、パーマやカラーのダメージは、自分ではコントロールできない部分ですよね。
なので、美容師さんに頼むしかないということです。
つまり、信頼できる美容師さんを見つけることはすごく重要です。
【信頼できる美容師を見つける方法はこちらの記事を参考にしてみてください】
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信頼できる美容師さんに髪の毛を担当してもらうことが1番ですが、そういったポイントを覚えておいてもらえると少しは役立つかなと思います。
傷んだ髪の毛は元に戻らない
髪の毛は死んだ細胞なので、お肌と違って自然治癒力がありません。
髪の毛が傷んだ時はトリートメントをするイメージがありますよね。
トリートメントは「治癒する」という意味なので、髪の毛が元に戻るというイメージがありますが、1度傷んでしまったら完全に元に戻すことはできません。
今よりダメージを進行させないという意味でトリートメントがあります。
【トリートメントの本当の意味についてはこちらの記事を参考にしてみてください】
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1回のカラーやパーマで取り返しのつかないことになる可能性もあります。
特に、髪の毛を伸ばしている方は注意しましょう。
1度髪の毛が大きなダメージをうけてしまうと
・ミディアムの方は、全治2年
・ロングの方は、全治3年
ということをお伝えしています。
ぜひ髪の毛のダメージには注意してください。
今回のまとめ
髪の毛が1番傷む原因は化学反応です。
それはご自身ではコントロールできないことです。
なので、髪の毛は美容師さんで決まります。
紫外線やドライヤーの熱、ヘアアイロンの熱などがありますが、パーマやカラーが1番傷みます。
だからこそ、そのダメージをいかに少なくするかということが美容師さんの使命です。
髪の毛を切ったり染めたりパーマ巻いたりしてヘアデザインを作ることも美容師さんの使命ですが、それと同じぐらいか、それ以上に髪の毛をキレイにしてあげるということも使命です。
これには時間がかかります。
しかし、注意してポイントを掴めばキレイな髪の毛は必ず手に入ります。
ぜひ参考にしてみてください。
ではまた!