市販のシャンプーを選ぶときは自分で選ばないといけません。
でも、たくさんありすぎて難しいですよね。(笑)
今回はそんな疑問にお答えします。
ぜひ参考にしてください。
こんな方におすすめ
- シャンプー選びに悩んでいる
- どんなシャンプーを使ったらいいかわからない
- 現在のシャンプーが合わない
- いつもシャンプーがバラバラ
- パッケージデザインでシャンプーを選んでいる

記事の内容
- シャンプーの最大の目的は頭皮を洗うこと
- シャンプーは頭皮に合うものを選ぶ
- シャンプーは大きく分けて3種類
- 3種類のシャンプーの見分け方
シャンプーの最大の目的は「頭皮を洗うこと」
世の中に出ているシャンプー剤は、星の数ほどありますよね(笑)
なので、自分に合うものを選ぶことは、すごく難しいと思います。
まずは、大前提として「シャンプーの考え方」を変えましょう。
シャンプーの最大の目的は「頭皮を洗うこと」です。
「髪の毛を洗うこと」ではありません。
まずはこの違いを理解しましょう。
たとえば、「良いシャンプー」とは何でしょうか?
何が良かったら良いシャンプー?
「髪の毛がサラサラ?」「髪の毛がツルツル?」
それはシャンプーの役割ではなくトリートメントの役割です。
なので、シャンプーは頭皮に合うものを選びましょう。
髪の毛に合うシャンプーを選ぶのではありません。
その選び方も間違いではありませんが、主旨がズレてしまいます。
シャンプーは頭皮に合うものを選ぶ
たとえば、スキンケアは「乾燥肌」「敏感肌」「脂性肌」という感じで分けて考えていますよね。
それと同じ感覚で選びましょう。
自分の頭皮タイプがわからない方は、自分のお顔の肌タイプと同じと思ってもらってほぼ間違いはないです。
頭皮とお顔の肌は1枚でつながっているので、大体の方は同じタイプになります。
シャンプーは大きく分けて3種類
頭皮タイプがわかったら、それに合うシャンプー剤を選びましょう。
現在販売されているシャンプーは大きく3つに分かれます。
・高級アルコール系シャンプー
・石鹸系シャンプー
この3つです。
それぞれのメリットとデメリットをお伝えしていきます。
アミノ酸系シャンプー
【メリット】
・「頭皮に優しい」というのが最大のポイント
・洗った後のきしみが少ないのも特徴
【デメリット】
・皮脂などの脂が多い方はシャンプーを2回する必要がある。
美容室で販売されているシャンプーはこのアミノ酸系シャンプーが多いです。
高級アルコール系シャンプー
【メリット】
【デメリット】
・洗った後の頭皮は乾燥しやすくなる。
つまり、乾燥肌やお肌の弱い方には向いていないということです。
頭皮トラブルの改善や髪のダメージケアをするということは向いていません。
こちらは市販のシャンプー剤に多く見られます。
石鹸系シャンプー
【メリット】
・毛穴の汚れを落とす力が強い
【デメリット】
・洗った後の髪の毛がキシキシになる可能性もある
・石鹸カスが残りやすい
頭皮の皮脂はとりすぎてしまうと、逆に皮脂が過剰分泌をする仕組みになっています。
脂を出さないといけない信号が出てしまうということですね。
石鹸系シャンプーは、使いこなすのが難しいシャンプーです。
3種類のシャンプーの見分け方
とはいえ、シャンプー剤全てに「乾燥肌用」「敏感肌用」などと書いているわけではありませんよね。(笑)
ドラッグストアに行っても、この3種類を見極めることは難しいです。
なので、今回はその3種類の見分け方をお伝えします。
見分ける方法は、まずはシャンプー剤のボトルの裏に書いてある成分表を見ることです。
これは食べ物も同じですね。
その成分表をじっくり見てください。
少し専門的になりますが、、、
「アミノ酸系シャンプー」
・グリシン
・サルコシン
・ココイル
・ベタイン
このような成分がパッケージに書いてあれば、アミノ酸系シャンプーです。
「高級アルコール系シャンプー」
・ラウレス硫酸ナトリウム
・ラウレス硫酸アンモニウム
・ラウリル硫酸塩
少し難しいですが、高級アルコール系はこのようなものがパッケージに書かれています。
「石鹸系シャンプー」
・脂肪酸ナトリウム
このようなものが書かれています。
※ただし石鹸系は「石鹸系シャンプー」と書いているものが多いです。
現在は「全成分表示」と言って、化粧品は成分を全て書くことが義務なので、シャンプーのボトルに必ず書いています。
さらに、このような成分はほとんどが最初の方に書かれています。
この方法で成分を見て、何系のシャンプーかを見極めてください。
もし成分表示を見てもわからなければ、そのシャンプー剤は避けた方が無難です。
選び方としては、
・乾燥肌→アミノ酸系シャンプー
・脂性肌→高級アルコール系シャンプー
・敏感肌→石鹸系シャンプー
という選び方がベストです。
普通肌で特に何もない方は、アミノ酸系シャンプーを選びましょう。
最後に、その中でもノンシリコンシャンプーがいいのかどうかということをよく聞かれます。
それに関しては、正直あまり気にしなくても良いと思います。
良くもないし悪くもありません。
シリコンが入っていたらダメなのか?ということですが、別にダメではありません。
シリコンが入っているかどうかよりも、頭皮のお肌に合ったシャンプーを選ぶことの方が重要です。
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市販のシャンプーは、このような選び方をおすすめします。
さらに、正しい手順でシャンプーをしましょう。
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今回のまとめ
シャンプーの最大の目的は「頭皮を洗うこと」です。
なので、シャンプーは頭皮に合うものを選びましょう。
シャンプーは大きく分けて3種類あります。
選び方のコツは、
・脂性肌→高級アルコール系シャンプー
・敏感肌→石鹸系シャンプー
このような選び方がベストです。
市販シャンプー剤を選ぶときは、ぜひ参考にしてみてください。
【市販のシャンプー剤と美容室のシャンプー剤の違いはこちらの記事を参考にしてください】
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