次に美容院に行くまでにどうしても白髪が気になってくる方も多いですよね。
そんな時は自分でメンテナンスをしましょう。
「でも、どうやったらいいかわからない」ですよね。
今回はそんな疑問にお答えします。
ぜひ参考にしてみてください。
美容室でのカラーは、根元と毛先の状態によって塗り方や薬剤を細かく変えることがほとんどです。
今回は、次の美容室に行くまでに新しく伸びてきた根元部分だけを自分で染める方法です。(緊急事態用で、髪の毛全てを染める方法ではありません)
こんな方におすすめ
- 美容室に行けない
- 根元の白髪だけなんとかしたい
- いつも美容室に行くまでに白髪が気になる
- 白髪を抜いている
- とにかく生え際の白髪が気になる

記事の内容
- 準備するもの
- 自分で白髪染めをする前の注意点
- 白髪染めの手順
- シャンプーの仕方
※今回はオルディーブ シーディル インターバルリケアという薬剤を使って解説していきます。
こちらは美容室で販売されている自宅用カラーです。
美容師さんが薬剤を選んでくれます。
準備するもの
市販のカラー剤を使う場合は、ご自身で明るさや色味を選ばないといけません。
その時の選び方のコツは、なるべく明るめを選んでください。
この理由は、次回サロンで染める時に、明るめに染めている白髪を暗くすることはできますが暗くなってしまった白髪は明るくすることはできません。
なので、市販の白髪染めを選ぶ時は、少し明るめを選ぶことがおすすめです。
それでは、カラー剤を購入したら入っているアイテムを確認しましょう。
【入っているアイテム】
・薬剤2剤
・トリートメント
・手袋
・トレー
・マドラー(もしくはハケ)
このようなものがほとんどの市販カラー商品に入っていると思います。
※商品によっては、入っていないものもこれ以上に入っているものもあります。
【ご自身で準備するもの】
・新聞紙等
・ティッシュペーパー
・鏡
などです。
特に、白髪染めは色素が濃いので、洋服や壁、床に付くと取れにくくなります。
そのあたりの準備をしましょう。
白髪染めをする前の注意点
まずはパッチテストをしましょう。
パッチテストについてはこちらの記事を参考にしてください。 ヘアカラーでは、まれにかぶれを起こすことがあります。 かぶれがひどくなると、重大なアレルギー反応が起こることもあります。 それを事前に防ぐために、パッチテストという皮膚アレルギー試験があります。 今回 ... 続きを見る
ヘアカラーによるアレルギーのリスクとパッチテストの方法
事前にシャンプーはしなくても大丈夫です。
先ほどお伝えした、周囲が汚れないように気をつけましょう。
念のためアクセサリーやメガネは外しておきましょう。
メガネがないと染めにくい方は、メガネに薬剤がつかないように気をつけてください。(特に耳の周りなど)
頭皮やお肌が弱い方、乾燥肌の方は事前に美容師さんに相談しておきましょう。
それと、お風呂場で染めるのはやめましょう。
薬剤が垂れて目に入ると危険です。
白髪染めの手順
カラー剤の準備
まず、トレーに1剤と2剤を出します。
薬剤は余らせずに、全部出してください。
薬剤をマドラーでよくかき混ぜます。
30秒~1分ぐらいを目安にしっかりかき混ぜます。
この時にしっかり混ざっていないと色ムラになります。
気をつけましょう。
混ぜ終わったら、普段のヘアスタイルの状態にしましょう。
分け目がある方はいつもの分け目にしてください。
実際にカラー剤を塗っていきますが、美容室では美容師さんがハケで塗りますよね。
しかし、ご自身ではハケを使わずに指で塗っていくのがベストです。
なので、利き手の人差し指と中指にお薬をのせましょう。
第一関節までたっぷりのせます。
カラー剤の塗り方
まずは分け目から塗ります。
分け目をなぞるようにたっぷりと塗っていきましょう。
このような感じがベストです。
この時はカラー剤をケチらずにたっぷり塗ります(笑)
カラー剤をつける量が少ないと、色ムラや染まりが悪くなります。
この時は地肌にカラー剤がついてもOKです。
シャンプーの時に落ちます。
カラー剤を塗る時のコツは、反対の手で髪の毛をおさえて塗りましょう。
髪の毛が生えている方向に沿って塗っていくイメージです。(おさえている反対の手に向かう感じです)
手前(顔の方)から奥(後頭部)に向かって塗りましょう。
地肌に塗るようなイメージで塗っていきます。
次にフェイスライン(生え際)を塗ります。
フェイスラインは髪の毛をかき上げるように抑えて生え際にたっぷりのせます。
このような感じで、生え際もたっぷりとつけましょう。
この時に、先ほどカラー剤を付けた分け目に、フェイスラインの髪の毛ができるだけつかないように注意してください。
もみあげも丁寧にたっぷり塗ります。
【上級者テクニック】
分け目を変えている方や分け目以外も気になる方は、分け目から左右1㎝ぐらいの間隔で塗れるところまで塗っていきましょう。
このような先がとがったクシで分けていくと便利です。
塗り終えたらそのまま約30分待ちます。
時間は必ず守ってください。
それ以上長くなったり短くなったりしないようにしましょう。(意外と忘れてしまうこと多いので、スマートフォンでタイマーを設定しておきましょう笑)
この時にサランラップはしなくてOKです。
さらに、余った薬剤は水道で流さずに、新聞紙に包んで燃えるゴミとして処分してください。
シャンプーの仕方
時間がきたらシャンプーをします。
始めに薬剤を流す時は、薬剤が顔につかないように気を付けましょう。
さらに、周りを汚さないように最新の注意を払って流しましょう。(お風呂場が染まると大変です笑)
初めに流す時は、強めの水圧で一気に流します。
2~3分かけて丁寧に流しましょう。
流し終えたらシャンプーをします。
正しいシャンプーの仕方はこちらの記事を参考にしてください。 特に何も考えずにシャンプーをすると、髪の毛は傷んでいきます。 正しいシャンプーの仕方を理解して、傷ませないシャンプーをしましょう。 でも「正しいシャンプーのしかたなんてわからない、、。」 今回はそんな ... 続きを見る
シャンプーの正しい仕方と傷ませない方法
シャンプーを流し終えたら付属しているトリートメントを使います。
なければご自宅のトリートメントで仕上げましょう。
トリートメントはしっかり流します。
その後はタオルドライをしっかりしましょう。
今回のまとめ
カラー剤はしっかり混ぜましょう。
ご自身で染める場合は、指で塗ることがベストです。
分け目→フェイスライン→その他の気になる所
の順番で染めます。
カラー剤はたっぷりと塗りましょう。
置く時間は必ず守ってください。
このやり方は、あくまでもサロンに行けない場合の緊急事態用です。
なので1度自分でリタッチをしたら次は必ずサロンで染めましょう。
市販の白髪染めも、基本的にこのやり方で大丈夫です。
最後に、今回お伝えした薬剤をご紹介します。
・美容師さんがお客様に合わせて選ぶホームカラー
・乾燥しがちな頭皮にうるおいを与える頭皮用トリートメント付き
・薬剤が柔らかく作られているので、狙った部分に浸透しやすい
・快適にカラーができる穏やかな香り
こちらの商品は美容室でのみ販売をしているので、使ってみたい方は普段通われている美容室に問い合わせてみてください。
白髪染めについてもう少し詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
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